『鬼滅の刃』をみた。

概要

たんじろう、ぜんいつ、いのすけ、あと、ねずこが、柱たちといっしょに鬼の無惨を殺す話。

購入動機

大正時代という設定で、キャラのほとんどすべてが陰の気に包まれているので、めちゃくちゃ陰気な感じ。普通の人はあまり先を読みたいとは思わないはず。俺は2巻くらいまで読んで続きは買ってなかった。今回完結したときいたので、買ってみた。TLで流れてくるキメツネタを知るために。

not(王道勇者)

全部読んでも王道勇者じゃないストーリー、むしろ、復讐譚のはずなのに、たんじろうの神のような性格により、暗すぎるほうに流れずにすんでる。3巻くらいからリアルストーリー中のギャグがいっぱい出てくる。ここを逃すと笑うところねーよとばかりに。。

修行はしたが格付けはしなかった

強い人たちを柱と呼んでるんだが、たんじろうたちは結局柱にならないまま、無惨を殺す。王道だと最強まで上り詰めて仲間を黙らせてから倒すが、そうではない。たんじろうはたんじろうのまま無惨を倒したというのが印象に残る。そして、たんじろうたちの足をひっぱる存在はあまり描かれない。現実世界では死ぬほどいっぱいいる足をひっぱる存在が描かれないのは気持ちよいものだ。

全員サイヤ人になれる

顔にアザが出ると強くなる設定なのだが、誰でも条件を満たせば強くなれるくらいな乗りで、強い人がガンガンアザ出してたのが印象的。血統や遺伝ではなく、誰でも条件を満たせば強くなるのは、今までの必殺技っぽいものとは随分異なる。

全体的に

個人的には、このマンガにそこまでおもしろさを感じないが、「特別な人が特別なことをした」というより「普通の人ががんばって結果として特別なことを成し遂げられた」というのが全体的な印象だ。『HUNTERxHUNTER』や『ONE PIECE』とは根本的に違う感じはするかな。