『自閉症の僕が跳びはねる理由』をみた。

ひとこと紹介

自閉症の人が書いた本。自閉症患者の心理が書かれているのが希少らしい。

購入動機

自閉症ってどんな感じなの、と思って買った。

所感

生きてて自閉症患者と接していることを意識することってなかったから、自閉症患者の心理より、正直自閉症の症状自体が「へー」という感じだった。コミュニケーションを継続するのが難しい病気なので、症状が重くなるとサポートなしに社会生活を送るのは難しそうだ。電車でたまに大声で叫んでる人がいるけど、多分自閉症の人なんだろうな。ひとりでいるということは一応社会生活送れると診断されたんだろうけど。

本書には作者が自分の気持ちを書いているが、自閉症患者すべてがそういう感情の傾向がある訳ではない。行動と感情が一致しないことがあるし、行動に何らかの理由があり、患者の中でコントロールできないこととコントロールできることがあるということは分かったかな。普通の人は行動や発言からその人の気持ちをある程度類推できるが、自閉症患者の場合、通常の類推は通用しないというの分かった。

個人的には、自閉症患者は最近あらわれた的な記述があったことが気になる。