『言語学的ラップの世界』をみた

ひとこと紹介

ラップが好きな学者が日本語ラップを音声学的に分析した本

購入動機

Creepy Nuts - Bling‐Bang‐Bang‐Born を無限にきいてて 昔の日本語ラップの無理に日本語にしてる感じじゃなくて めっちゃ自然になったよな~って思いながら なんとなく手に取った本

所感

音声学的な韻の踏み方、母音だけでなく子音まで含めて、日本語のラップを分析してる。

日本のラッパーと対談して、ラッパー自体が韻律を意識してることを言葉にしたり、言語化できていないところを言語化してたりして、おもしろかった。

日本語は節操なくいろんな文化を取り込むので、ラップでは最も自由な言語だろうと思う。

次は、英語だけじゃなくて、ロシア語や中国語、フランス語とかを取り込んで、多言語的に韻を踏んでるやつがききたい。

俺は音楽きいてて、詩的な表現より音的な表現しか感じてないが、Creepy Nuts - Bling‐Bang‐Bang‐Bornをきいてて日本語をきいてる感覚できいてないし、ORIGA - Inner Universeもロシア語きいてる感覚じゃないし、Def Tech - My Wayも日本語きいてる感覚じゃない。好きな曲は結構歌えない曲が多いけど、気持ちいい曲は言語あんま関係ない気がするから。

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