『ダブル・キャスト』をみた。

ひとこと紹介

ふたりの涼介が亜季を守る話。

購入動機

久しぶりに小説を読みたい気分になってなんとなく手に取った。ラノベとかに近い感じのがよかったから。『タイム・リープ あしたはきのう』も『ルナル・サーガ』も『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』も手元にないので。

所感

タイム・リープ あしたはきのう』を書いた作者のこのタイトルなので、出落ち感満載だw時間移動ものは視点を変えるだけで楽しめるので、それはいいけど、世の中的にはありきたりな方だった気がする。タイム・リープの方が新鮮だったかな。やっぱ作者は、女性を魅力的に描くよね。最初から最後まで亜季が光ってた。ストーリーはよめたので、亜季の描写だけ興味持ってみてた。

余談だけど、昔ほど話にのめりこなくなったな。としとった。

『イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」』をみた。

ひとこと紹介

マッキンゼーで働き、イェール大学脳神経科学プログラムで学位を取得した著者が、いっぱい問題を解くことよりも、いい解法を積み重ねることよりも、イシューの質を上げることが大切だとする話。

購入動機

『先ず隗より始めよ』のパクリだと思ったのがきっかけw

所感

まず、いい問題を設定し、問題を分析し、仮説を立て、ストーリーを構築し、アウトプットを作成し、メッセージを込める。人に説明し、納得してもらうプロセスではこのステップを経るが、なによりいい問題(イシュー)を設定するのが大切なんだという。

「いい問が重要」「いっぱい問題を解いて生産性を上げるのは犬の道」というのを最近身体で思い知ったので、「あぁそうだねぇ」という感じだった。

しかし、なんかふわっとしてる感じがする本だよな。『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』もふわっとしてた。俺が年取ってこの辺は一通り経験したからか?

『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』をみた。

インスタントフィクションの中で、髑髏万博先生の解釈を第三者にみせる企画があるんだけど、その中で髑髏先生が「一度で終わらず二度三度読むというのがより読書がおもしろくなる秘訣」とコメントしたのを受けて、別のタレントがこの本に言及していたのでみた。

7回読みは、最初は見出しのつながりを意識して読んで、2回目から中身を読み始め、4回目からキーワードを意識し、6回目からキーワードのそのつながりを意識し始め、7回目からディテールを読み込むような感じらしい。一方、髑髏先生のいう再読は、複数回読むことを通じて、前回とは違う見え方や疑問の持ち方ができるようになるという感じ。前者は認知過程を全体把握に利用しているのに対して、後者は解釈の観点を増やすのに利用している。

俺は再読はほとんどしないが、もしあれば、おもしろかったり興味深かったりするものに限定したいな。

『子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理』をみた。

  • 子供の頃からなんでも与えられて育ったため、そんなに苦労せず生きてきてしまい、結果として、強い気持ちもなくなんとなく生きて、つまづく以前になんか不安という感覚だけでそれを避けるようになって、なにもしてないのになんとなくなんとかなると感じる人間になった。
  • 芸人のノリやツッコミのように受けることがコミュニケーションと勘違いして育ったため、人と浅いコミュニケーションで生きてきてしまい、結果として、人との会話で自分を表現する手段が貧弱な人間になった。

上記のような感想を、作者の臨床の経験や、どっかの新書に書いてある内容を引用して、こうなんじゃないかという話をする。肝心な「じゃぁどうするの」が、自分の若かりし頃の体験のようなものを与えなければならないという、どこかできいたような結論になる。しかも、あとがきには、「実は今の子は素直で嫌いじゃない」とか書いてて、敵を作らないようにしてる。

臨床の話をみる新書。

インスタントフィクションをみてる。

400文字程度の文章を読んで、深く、深く、読んで、「フィクションだろそこまでいくと」と思えるくらい深読みする文章の楽しみ方を紹介してる。高校時代の国語の授業を思い出す。文章おもしろいよね。

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ボルダリングをみてる。

ボルダリング(クライミング)を初心者に分かりやすくコメントしてる。ボルダリングやったことないと、動画だけだと凄さがわからないから別ジャンルに飛ぶと思うけど、解説してくれて、驚いてくれて、何がすごいのかが分かってついつい全部みてしまう。

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